韓国エンタメやK-POPに関わる仕事がしてみたい！ 勉強した韓国語を活かせる仕事がしたい！ でも、、 「そもそもどんな仕事があるのか、よくわからない」、「実際どう動けばいいんだろう？」 と悩んでいたり、 「好きだけど、仕事にするには大変そう」「未経験だと難しいよなぁ」 などと諦めてしまっていませんか？ それって、すごくもったいないです！ いま日本における韓国エンタメ業界では、人手不足に悩んでいる会社が多いって知ってましたか？ あなたの「韓国語を活かしたい」「好き」という思いは、とても大事なスキルなんです！ この記事では、韓国エンタメやK-POPに関わる仕事の種類や実際の仕事内容を 私の経験をもとに具体的にご紹介していきます。 あなたに合った仕事を見つけるお手伝いができることを願って…
この記事を書いた人
・芸能事務所、レコード会社、放送事業、イベント、ファンクラブ事業など 韓国エンタメと関わる仕事に就いて15年以上。 ・食べること＆お酒好き。韓国で飲むのはソメク派
目次 1. 韓国に関わる仕事、韓国語を活かせる仕事にはどんな種類がある？ 2. 芸能事務所 ・どんな仕事があるの？主な部署と仕事内容 ・大企業と中小企業、どっちがいいの？ ・良いところ・大変なところは？ ・韓国本社に就職するには？ 3. レコード会社 4. ファンクラブ運営会社 5. イベント制作会社・運営会社 6. グッズ会社 7. 通訳・翻訳 8. 旅行会社 9. あなたはどのタイプ？（求人サイトあり） 10. まとめ 1. 韓国に関わる仕事、韓国語を活かせる仕事にはどんな種類がある？ 韓国といえばKファッションやコスメ、映画・ドラマ・音楽が思い浮かぶと思いますが、 ここでは、特にK-POPアーティストや韓国俳優と関われるお仕事、韓国語を活かせるエンタメ関連のお仕事について、お伝えしていきます！ ・芸能事務所
アーティスト・俳優などのマネージメントやマーケティング、音楽制作、興行等、仕事は多岐にわたります。 日本法人をもつ事務所もあるので、日本に住みながらでも事務所への就職はできちゃいます。 ・レコード会社
楽曲・アルバムの制作と宣伝・販促をします。 K-POPモノを扱う専門レーベルをもつレコード会社もありますよ。 ・ファンクラブ運営会社
アーティスト・俳優の日本公式ファンクラブサイトの運営・管理をする会社で、 更新するコンテンツの企画や制作も行います。 ・イベント制作会社・運営会社
日本でのライブやファンミーティングといったイベントが開催されるには、 公演内容の企画や制作をする制作会社と、 チケットの取りまとめや会場での運営を担う運営会社があります。 ・グッズ会社
オタ活といえばグッズがマストですよね！ ファンに寄り添う、オリジナルグッズの企画・デザイン・製作・販売をします。 ・通訳・翻訳
イベント・会見・インタビューなどで出演者の言葉を伝える韓⇔日通訳やアテンド通訳、 文書・漫画・映像物などを日本語にして伝える韓→日翻訳があります。 ・旅行会社
どんな仕事があるの？主な部署と仕事内容 芸能事務所に就職したらどんな仕事があるのか、主な部署や仕事をご紹介していきます。 ・マネージメントチーム（マネージャー）
おそらく、一番イメージがつく仕事ですよね？ 担当アーティストのスケジュールや生活・健康面の管理をしたり、 放送局や作家さんに営業をしたりもします。 アーティストと俳優のどちらも抱えている韓国本国の事務所では、 俳優活動に付くマネージャーチームと歌手活動に付くマネージャーチームで分かれていたりします。
短期間の来日であれば韓国からマネージャーが来ることが多く、 数か月など長期滞在をする場合、日本でマネージャーを立てていることもあります。 まわりをよく見て気を配ったり、柔軟に対応する力が必要です！ ・アルバム＆楽曲制作チーム
アルバムのコンセプトを考えるところから楽曲のデモ集め、歌詞発注、レコーディングやマスタリングの調整、 振付師やスタイリスト・ヘアメイクスタッフとの調整、そしてジャケットやMusic Videoの企画・撮影準備～撮影物のチェック、デザイナーや印刷会社との調整など、やる事はたくさんあります。
「カムバックスケジュール」はもちろん、たくさんの情報やコンテンツを どんな風に、どんなスケジュールで出していくのかプランを練ります。 販売ショップごとの特典や、サイン会やヨントン（ビデオ通話など）の調整も行います。 ファンのニーズを把握して、いかにアーティストや楽曲の魅力を伝えるか。ファンとアーティストの架け橋ともいえる仕事ですよね
経験者が求められがちですが、ニーズを捉えるために若い力も必要な部署です！ ・SNS＆ファンマーケティングチーム SNSやファンクラブのコンテンツ企画・制作、ファンクラブ会員向けのイベントやキャンペーンの立案などを行います。 こちらもファンとアーティストをつなぐ仕事ですね。 SNSやトレンドに敏感な、コンテンツに触れる機会の多い“若い力”が求められています！ ・公演事業チーム（制作・運営）
ライブやファンミーティングの企画から制作全般を演出・舞台チームと一緒に行っていきます。 アーティストとも打合せをしながら構成やセットリストを決めたり、ポスターや公演中に流す映像の撮影も、公演チームで取り仕切ります。 チケットのプロモーションプランを練ったり、当日の会場運営を運営チームと連携して管理するのも、大事な仕事です。 イベント好き、イチから作ることが好きな人に向いている仕事です！ ・ビジュアル管理チーム アーティストのビジュアル・ビューティー面を細かくチェック・管理します。 撮影現場に立ち会って写真や映像のチェックをしたり、ヘアメイクやスタイリストスタッフとの調整を行います。ファンが気になる髪色や髪型の決定をしたりもします！
「ひとつの仕事をトコトン突きつめられる」 ・・従業員数が多く、大きいアーティストも多いので、仕事が細かく役割分担されていることが多い。その分、部署内外のコミュニケーションも大事！ 中小企業
アーティストの活動やファンとの繋がりに直に関われること！！ 自分がアイディアを出したり携わった商品・コンテンツ・イベント・アイテムが形になって世に出ていく。。 それがファンの方に喜んでもらえたりアーティストの評価にも繋がれば、もう最高ですよね！
（大丈夫、慣れます！笑）
https://www.naver.com/ 3. レコード会社（K-POPレーベル） K-POP専門レーベルがある会社や、積極的にK-POPアーティストと契約をしている会社、最近K-POPアーティストを扱ったことがある会社をおすすめします。 特に韓国語ができる・韓国やK-POP情報に詳しい人は貴重な存在で、重宝されます！ 主に制作本部（A&R）、宣伝、販促のチームがあります。 A&Rは、リリースプラン作成、楽曲・アルバムの制作、発売・配信のプロモーションまでを行う、アーティスト・プロジェクトのリーダー的存在です。 A&Rを中心に、プロモーションは宣伝担当と、販売方法やリリイベなどは販促担当と一緒に進めていくことが多いです。 日本オリジナルのシングルやアルバムを出す場合、制作にかかる仕事内容は事務所の制作チームの仕事と同じですが、 特に事務所の考えやアーティストの色がしっかりしている場合、レコーディングや撮影は韓国で、事務所マターで行われることも多いです。 制作からプロモーションまで、常に事務所側に連絡・相談しながら決定していくため、 韓国語がわかる人がいないと、翻訳機能に頼ってメッセージを送ったりビデオ会議をするたびに通訳を雇わないといけません。 韓国語ができて事務所側としっかりコミュニケーションがとれる人がいれば、会社にとってどれだけ有難いか、、なんとなく想像できますよね？
K-POPアーティストや韓国俳優の来日イベントに行ったことはありますか？？ ひとつのイベントには、たくさんのスタッフが関わります。 制作会社では、舞台、美術、音響、照明など、そのすべてに関わる手配・管理をします。 演出を日本チームが行う場合は、コンセプトから構成・セットリストを考え、出演者と打合せて決定する場合もありますし、 演出を韓国チームが行う場合は、韓国チームと連携しながら準備を行います。 韓国語を話せる人は、日雇いアルバイトの形でも活躍できる場です！ 運営会社では、チケットプロモーションや会場側とのあらゆる調整、入場前～終演後の会場内・会場周辺の整理・案内を行います。 出演者チーム、全スタッフ、会場側、お客様。 搬入設営・撤収、お客様の入場～退場、公演そのもの。 ひとつのイベントに関わるすべての人に気を遣って、安全に行われるように動く、大変な仕事だなあと感じます。 出演者と直接話す機会はあまりないですが、 みんなで何かを作り上げることやイベント好きな人にはたまらない仕事です！ 6. グッズ会社 イベントといえば！グッズを楽しみにしている方も多いですよね？ 事務所などクライアント側が望むコンセプトにあわせて、 イベント会場やアーティストサイトなどで販売するオリジナルグッズの企画提案・デザイン・製作をします。 イベント会場で販売する場合には、物販ブースをだして販売もします。 アーティストと直接話す機会は基本的にはないですが、 オタクのアイディア力を発揮したい、好きなグッズを作りたい人にはぴったりです！ 7. 通訳・翻訳 通訳といっても、見える通訳と、見えない通訳がいます！ よく、イベントや記者会見、番組などで出演者の後ろにいて日⇔韓通訳をしてくれている通訳さんを目にしますよね？ あれは「見える通訳」です。 もちろん通訳にそんな区分はないのですが(笑) 通訳の仕事には、例えば取材のインタビューや会議の通訳、撮影現場での通訳、イベント現場のスタッフ間の通訳、出演者が多いライブのアテンド通訳など・・ 表には出ないところにも仕事はたくさんあるんです。 そして、来日が多い近年は、人不足がとんでもなく深刻です。。通訳が手配できない、人が足りないということがよくあります
翻訳の仕事には、映画・ドラマ・バラエティ・ニュースなどの映像物、ウェブトゥーン・脚本・小説などの翻訳があります。 自宅でコツコツやりたい、黙々と作業することが得意な人に向いています！ どちら個人事業主で活躍している人が多く、自分のペースや状況で仕事を選ぶこともできます。 ただ、特に見える通訳をするには、ただ韓国語が話せれば良いということではないので訓練と経験を積む必要がありますし、 映像物や漫画もルールやコツ、プロになるためのトライアルテストがあるので、 学校や講座などで力をつけてからチャレンジすることをおすすめします！ ◇仕事をしながらでも学べる講座の一例◇ 通訳／映像翻訳 「アイケーブリッジ外語学院」 通訳 「インタースクール」 翻訳／ウェブトゥーン翻訳「フェロー・アカデミー」 翻訳 「ワイズ・インフィニティ」 8. 旅行会社 旅行会社にも、K-POPアーティストや韓国俳優と関わる仕事があります！ 来日が多いので、航空券の手配やツアーコンダクターのようなことをしたり、 大型イベントで多数のアーティストの行程管理や現場運営をしたりもします。 「一緒に行く〇〇旅行」といったファンクラブツアーを企画し、帯同しながら進行することもあります。 コツコツ＆尽くす仕事なので大変ですが、人の役に立てる喜びを感じられる仕事でもあるので、陰で支えることが好きな人に向いていると思います！ 9. あなたはどのタイプ？ 興味がわいた仕事はありましたか？ 仕事ごとの特徴（韓国エンタメ業界で働いてきた筆者の主観です..笑）と おすすめの求人サイトもまとめてみたので、参考にご覧ください
△仕事スイッチのオンオフ もし好きなアーティストを目の前にしても、「オタク心」と「仕事」の切り替えをしっかりすることが大事です。 “わー〇〇だ
”と明らかにテンションがあがって仕事にならないようでは 事務所側もやりづらいですし、周りからも「あの人大丈夫？」と思われてしまいます。 ファンの立場になって考えても、大好きなアーティストのそばにオタク心丸出しのスタッフがいたら、いい気持ちはしないですよね？ 失敗しないためには、仕事スイッチをうまくONにできるかどうかが大事です！ 10. まとめ ここまで読んでくださって ありがとうございます 감사합니다
